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花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ=井伏鱒二=
by na-boo
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おめでとう
そうだ。最近、女友達からこんな連絡が入ったな。

なんと!プロテスト合格したそうだ。ヒェー
しかーも!離婚したそうだ!ヒエー
彼女は同級生で、もちのろんで私と同じ年だ。スゲー

んでももって、こうきやがった。
「リングネーム考えて」と。

最初は「アパッチ○○江にし。」とか「ダイコン○○江」とか冗談を言ってたものの、途中から、真剣に考えてやった。

普通、「名前考えて」なんて人に頼まれても、考えるのはアホらしいものだ。さんざん考えてやったにも関わらず、結局、本人は納得いくものを自分で考えつけるオチっていうのはよくあることだ。

しかし、
しかし、
よく考えてみろ。この○○江のことを。
こやつはそんな奴か?

もう20年近い昔に、結婚式のときに父親に贈る言葉の作文を、
メンドーだと私に書かせた実績がある、この女だ。
しかも、
しかも、
私というお涙頂戴な人間は、○○江の結婚式で
その自分が書いた偽物の作文を聞いて、不覚にも号泣してしまったアホだ。

そうだ。
たぶん、こやつは私が考えた名前を本当につけやがるだろう。
これは、真剣に考えてやらねばなるまい。

考えてやったリングネームはちょっとここでは書けないけど、
○○江は、
「ありがと!それに決めたよ!」
と、けっこう重大なことを軽く決断した。

デビュー戦が決まったら、たぶん、観にいくことになるだろう。
そしてさ、たぶん、そのリングネーム呼ばれたら、
私はやっぱりまたあの結婚式のときのように泣いてしまうんだろうな。
きっとそう。

10代くらいの子に、ノされたあいつを見て、
私もなにを思うんだろうか。

まぁ、先のことはともかくとして、今はとにかく
彼女ファイトに、拍手を贈りたい。
by na-boo | 2007-09-20 19:48 | 日記だび
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